おかーちゃんの読書記録

読み聞かせた絵本の記録

ぴかくん めをまわす

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 自動車と関連があるからか、道路標識も好きな雲玄くん。信号機のお話はどうかな?と、読んでみました。

お話としては、信号機の色の意味や大切さを説明しつつ、信号機のぴかくんがめをまわす(故障する)とどうなってしまうのかを描いたものなのです。

雲玄くんは、表紙を見て面白そうと思ったのか、積極的に読んでモードだったのですが、『もう一回よんで!』の時になにか納得できない様子になり、

がけだよ!あぶないよ!

と、信号を渡る小学生の絵のページで、

あぁ!トラックが落っこちてる!

と、ホロ付きトラックが大写しになるページで叫びました。

そう言われると、T字路の突き当たりが崖で 道を渡っても何もないし、トラックが突き当たりを行き過ぎて崖から落ちている、そういうストーリーの絵に見えなくもないですけれど…。何度かその反応に対して、これは交差点のその先をあえて描いてないのかも…とか、信号が壊れていて急ブレーキをかけたトラックの下の地面を描いてないだけかも…とか説明しても なかなか納得いきません。

そこで、

うーん、そうだね、崖の上から落っこちるとあぶないから 横断歩道の先に すべり台があるんじゃないかな?それならどう?

とか

トラックさんは ちょっとジャンプしちゃったのかな?

と、本来のストーリーとは合わないけれど、絵から想像した勝手な想像話をしてみたら、雲玄くんの憤りが やや 和らぎました。

こんな時、どうしてあげるのがいいのでしょう?ずーっと正論を突き通す方が良かったのかな…。おかーちゃん、変なとこで消化不良になりました。

最後の赤信号だけが灯っている絵のページも、

あかくんだけ おめめがあいてる。なにか来たのかなぁ 

なんて問うので、最初は、いやこれは 赤信号だけが点いているだけですよ と答えたけれど、結局

そうだね、何か来たけど あかくんだけ気が付いて、あおくん と きいろくん は 気が付かずに寝ているのかもしれないね。

と言うと うんうん頷くのです。

…やはり、おかーちゃんは消化不良です。また、時間を空けて、忘れた頃に読んでみようかな。そうしたら、どんな反応が返ってくるのか楽しみです。

 

ぴかくんめをまわす

ぴかくんめをまわす