あーんあん
あーんあんと泣いた涙で池ができ、泣いていたこどもたちが魚になってしまうお話です。
どうして?どうして おいけに なっちゃったの?
いっぱい 泣いた からかな。
どうして おさかなに なっちゃったの?
うーん。どうしてだろうね?
短くて、すぐに読み終わります。でも、見る目は真剣です。自分が園に行くときの気持ちを思い出しているのかしら?と思ってきいてみると、
うんげんは、なかないよっ(シレッ)
左様ですか。。
短いお話なので、ももちゃんでも 飽きずに読むことができました。『だるまさん』や『やさいさん』を見ている時と違って、少々困った表情になるのは、泣いている顔をみて なにか 悲しいことが あったのだと 考えているから なのでしょうか。
おかーちゃんは、網ですくい上げられた男の子の絵が好きです。
3だいの機関車
トーマスが出てくるのかな〜と、思いきや、ジェームスとゴードンとヘンリーの3台が主役のお話で、おかーちゃんはびっくりしました。いつトーマスが出てくるんだろう?と読んでいても最後まで出てこなかったのです。
なさけないヘンリー の おはなし よんで!
雲玄くんには、トンネルに埋まってるヘンリーのお話が いちばん おもしろかったようですが、でも、その、「なさけない」の部分をリクエストのたびに言われると ヘンリーが かわいそうでしょうがない。
えんふねにのって
えんバスならぬ、えんふねにのって 幼稚園へ行くお話です。
川を進むうちに、川がふさがれて通れなくなっており、クレーンで ふねまるごと 吊り上げるというビックリ展開でしたが、船が吊り上げられたときの爽快感が ほんとうに鳥になったみたいです。
ゆうびんきょくと、パンやさんと、これはなに?
池かなぁ?
今まで通ってきた川も、これから行く幼稚園も、そのまわりの町の様子もよく見えます。
雲玄くんの「よんで!」リクエストが何度もでました。
おかーちゃんは このご本、輪郭線がもやっと太いけど画面の濃淡がしっかりついていて、絵に引き込まれました。見たことないはずなのに なんだか見たことあるような…なぞの懐かしさでした。
ブップーバス
バスが走り、バスがとまり、バスが追い抜かれてゆきます。何度かバス停でとまり、あかちゃんを抱っこしたお母さんが降りて、お話は終わります。
おかーちゃんは、てっきり バスにいろんな人が乗ったり降りたりするところを書いたお話なのかなと、ページをめくり始めましたが、お客さんが描かれたのは最後のバス停だけでした。
バス停で停まっている間、バイクや救急車に追い越されて行きますが、その音がおもしろいらしく、
ダッダッダッダッダッー
ぎゃは!
え?そこなの?
おもしろいところ、そこなの?
バスで楽しいのは「ピンポーン」て、おりるボタンの音がするところでないの?
まあ、いいです。バスそのものでなくても、バスの前後を走るはたらく くるまたちを見て楽しんでくれたら それでもいいです。
トラトラトラクター
大きなコンテナを運ぶトラクターの1日を追ったご本です。これも何度も借りている好きなご本の一つです。
このお話では、トラクターは運送会社を出発すると、まず台車をつけてもらいます。そして埠頭で台車の上にコンテナを載っけてもらいます。(ほー。あのかわいい先頭部分と後ろの荷台の部分は別々のところで管理されていたんだなぁ…。)なんて おかーちゃんが考えていると、
おかーちゃん。だいしゃ ないねー。だいしゃは どこにいっちゃったの?
と、横槍を入れてくる雲玄くん。 ストラドルキャリアがトラクターの待っている所へコンテナを持ってくるシーンをよく見ると、確かにさっき付けてもらったはずの台車がありません。単純に描き忘れか、それともストラドルキャリアがよく見えるように描かなかったのか、そんなことは分からないけれど、細かいところまでよく見ているものだなあ と思わずにはいられません。
そして コンテナを載せて高速道路を走り出すと、台車置き場に行く途中にトラクターを追い越していったダンプカーを追い抜く絵がありました。
あー!さっきもいたね、ダンプカー。トラクターがおいぬくね!
どうして ゆっくりになったの?
おにもつをつんだからだよ。
配達先に到着してコンテナを降ろすシーンでは
おろしちゃだめー!
え?もっと載っけていてほしかったの??でもこの自動車工場で自動車を組み立てるための部品が入っているんだって。降ろさないと自動車がつくれないよ。
たった一冊のご本なのに、いろいろ見つけたり、考えたり、感じたりじているんですね。
いろんなご本等で世界の部分部分を知るのだけど、だんだんそれらの繋がりが分かってくるのが楽しいなぁと思うこの頃です。フェリー乗り場のご本や貨物船のご本、ウルトラ重機の映像などで港や流通の世界が見えてきました。雲玄くんも、おかーちゃんと同じように面白く感じていそうな感じがします。おかーちゃんは絵本が元々好きだったけれど、ますます楽しく好きになってきました。
あと、おかーちゃんには よく分からないことがあります。このご本ではトラクターだったけれど、他のご本ではトラックの先頭の部分をトレーラーヘッドと呼んでいました。同じ自動車なのに呼び方が色々あるけど、どれがメジャーな呼び方なのでしょう?それとも同じなように見えて違う種類なのかしら??
ことば
文字が散りばめられた絵がおもしろいな〜と、昔 おかーちゃんが買ったご本です。そのため、お話の内容自体については ちょっと「頭いい人が読む感じ?」で嫌かも…くらいに思っていました。子どもが読んで楽しいのだろうか…とも思っていました。
でも、おしゃべりが段々と達者になって、「ことば」に興味が出てきた雲玄くんには良い一冊だったようです。
今まで何度も読んで来ましたが 主にウケるのは「ズドーン バーン」の部分。でも近頃はその他のページも楽しいみたいです。
ことば は すきな ひとたちの なまえ
サリー とか メアリー とか
うんげんくん とか ももちゃん とか
そばにサリーやメアリーはいないので、家族の名前も付け加えるとデレデレしながら喜びます。
あとは大きくNOと書いてあるページも好きです。嫌な時、お友達にどーんしちゃダメなのよ。「いやだ」と言葉に出していうのよ。みたいなことを園で学習中だからでしょうか。
ことばって 何だとおもう?
かんがえていることを ちゃんと いいあらわすもの。
それが ことば。
大人にも大事なことです。
ちゃんと、言わなくては。
- 作者: アンランド,ポールランド,Ann Rand,Paul Rand,長田弘
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しずくのぼうけん
しずくがバケツを飛び出して街の中を旅して、空へ昇り、また雨となり地上へ戻る 水の状態変化を描いたお話です。
小難しい内容で 興味を持つかしら?と思ったけれど 予想に反して 面白かったようです。
いちばん面白がっていたのは しずくが カチンコチンに凍ってしまった場面です。丸かった しずくが カキカキ角ばった体になって 顔の表情まで凍っていたのが良かったのか、それとも 凍ったしずくが岩を壊したのが良かったのか…。きっと雲玄くんのことなので 前者でしょうけれど。
おかーちゃん的には、しずくが気化して空へ昇るくだりの説明が 難しかったです。見えてたものが 見えなくなる、透明とか、透けてるとか、難しいなぁ。
- 作者: マリア・テルリコフスカ,ボフダン・ブテンコ,うちだりさこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
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