ももんちゃん えーんえーん
ももんちゃんだけが 困って泣いてしまう お話かしら?と思ったら、違いました。
ももんちゃんが おひるねを しているところに、まいごのひよこと ひつじが 次々にやってきます。ももんちゃんは 泣いている ひよこ と ひつじ に「いいこ いいこ」してあげるのですが、なかなか 泣きやみません。
ついに、ももんちゃんも困って泣き出してしまいます。
どうして ないちゃったの?
それはー…と説明してみたけれど、なにかピンときていない様子。ともかく最後まで読んでみようと読んでいると、ひよこのお父さんと ひつじのお母さんがお迎えに来ました。
あぁ、良かった…と思いながら読んでいると 今度は、
かなしいね。
どうして?
だって、ももんちゃんは おとうさんが こないよ。
ああ、ほんとだ。
ひよこ と ひつじ が 帰って、ももんちゃんは ホッとしたのか、ニコッとした顔で お昼寝を始めたのだけれど…確かに…ももんちゃんが 一番 大きな声で泣いていたのに、ももんちゃんの お父さんとお母さんだけ 来ませんでした。
読むたび、げせぬ (-᷅_-᷄๑) な顔でありました。