ちいさなきかんしゃ
これは紙芝居です。紙芝居だからおかーちゃんのお膝に乗ると、字しか見えません。
よんで!→いいよー→あっちがたに座って!を、読むたび5回くらい繰り返しました。雲玄くんに紙芝居を読むのは初めてでした。
それはさておき、この紙芝居は 小さい時おかーちゃんが読んでた紙芝居です。どこかから発掘されました。題名にもなっている ちいさなきかんしゃのコッペルが、大きなきかんしゃのダブスンに仕事を取られてしまうけれど、雪の日にコッペルがダブスンを助けることで仲良しになるというお話です。
雪道でツルツルの坂道をコッペルが後ろから押して助けてあげます。
エンヤラヤノ、シュッシュー!
1人で掛け声をしていると悲しいです。紙芝居は本文の下に読み方のヒントが書いてあるのです。「こどもたちに一緒に応援してもらうのもいいでしょう」みたいなのがね。
雲玄くんも一緒に応援して!ほれー!
とお願いしたけどダメでした。自分でなにかするのはあまり好きじゃないのよね。
主役はコッペルだけど、おかーちゃんはダブスンのセリフを喋る方が楽しいです。ちょっと意地悪なダブスン。力が入りすぎて周りにいた家族が この紙芝居のことを、ダブスンの紙芝居という始末です。
雲玄くんにのりものの絵本を沢山読んでいるうちに機関車に小さいのや大きいのがあって、仕事もお客さんを乗せる客車をひくのや、荷物だけ引っ張るのや、イロイロいるんだと分かってきたので、おかーちゃんは物語の背景をコッソリ想像していたりします。コッペルが走っているのは、トーマスでいうところの石切場と港を繋ぐ路線みたいなのなんだろうなぁ。昔は、大きいのと小さいののただのケンカだと思っていたけど、読み直す機会があって良かった。