おかーちゃんの読書記録

読み聞かせた絵本の記録

やさいさん

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本は、なめるもの だった ももちゃん。近ごろ 本は、めくって おもしろいもの に変化してきました。

なめる時代から絵には興味がある節があった『やさいさん』。

…ばーー。(ペラっとめくって)

…ばーー。(ペラっとめくって)

…ばーー。(ペラっとめくって)

ももちゃんは目下、いないいないばーブームなのも良かったのかもしれません。一人でめくって やさいさんの顔を見つけると声をあげています。

他のご本も一人でめくってみている様子もあるけれど、じゃあ、読んであげようかとご本を広げると なんでか閉じようとします。

まだまだ お話が面白いんではなくて、絵のついたペラペラが開いたり閉じたりするのが 面白いのかなぁ。

 

やさいさん (PETIT POOKA)

やさいさん (PETIT POOKA)

 

 

むしがこんなことしていたよ

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ちょうど雲玄くんと同じくらいの男の子が、虫のマネをしてカラダを曲げたり伸ばしたり、跳んだりします。

洋服の色も虫とおそろいなので、本当にそっくりに見えてきます。

これを読んで まねっこ してくれないかな?なんて淡い期待を抱きつつ借りてきましたが、案の定

やだ!

のひとことでお断りされました。

内容は気に入ってたみたいですがねー。

残念だなぁと思ってたら、オンブバッタのページをまねして ももちゃんをおんぶしようとしていたような雰囲気があったので、まあ ええか と思うおかーちゃんです。

 

 

www.fukuinkan.co.jp

分水嶺さがし

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これは、どっちかというと大人用に買ったのですが、雲玄くんが割合い気に入っているご本です。

字も細かいし、内容も難しいので、全くもって3歳児的に何が面白いのかわかりません。

お話の冒頭に、砂場遊びを用いながら「分水嶺」のとっかかりになるような説明がされています。お砂場で徐々にお水を使うのが面白くなってきていたお年ごろ…ということでお砂場の場面でくいついたのかな?でもそのあとのページはオジサンが分水嶺の現地確認に行った話と、教育委員会まで分水嶺の成り立ちを聴きに行った話で…やっぱりなにが面白かったのかわかりません。

でもさすがに、寝る前に読むと最後までたどり着かずに寝てしまいます。

 

分水嶺さがし (月刊たくさんのふしぎ2016年8月号)

分水嶺さがし (月刊たくさんのふしぎ2016年8月号)

 

 

 

ガール・イン・レッド

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赤ずきんちゃんのお話を現代に移したご本です。ページ数も文字も多めです。

かつて赤ずきんちゃんが歩いていた 木のたくさん生えている森は、ここでは街の建物です。おかーちゃん的には、体感したことのない『狼の出てくる森』よりも『街』の方が 返って怖かったです。

みんなが見ているようで、誰も見ていない

誰も見ていないようで、誰かが見ている

現代の街が舞台なので、おばあちゃんはワゴン車を改装したお家に住んでいます。

おばあちゃんのおうち、じどうしゃだねー!(*⁰▿⁰*)

そこですか!走ってる自動車やバイクで無しに、そこですか。

 

3歳坊主には難しい例えもあったし、長いお話だったけれど、お話をもっと分かりたいと思ったのか、何度もよんで!がでる、不思議なご本でした。

 

 

ガール・イン・レッド

ガール・イン・レッド

 

 

 

ぼくまいごになったんだ

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くまたくんが おかあさんとデパートに行き、迷子になるお話です。

くまたくんの おかあさんて、今まで おかーちゃんが読んできた ご本のなかでは、ちょっとヌケテルというか、なんというか 、まあそんな印象だったのですけれど、今回も しっかり、やらかして おりました。具体的には、おかあさん本人の洋服を見たいがために くまたくんを おもちゃ売り場に置いてきてしまったのです。

まっててね、とは声をかけているけれど…

そんなこと しちゃうのー??

と心の中では納まりきれず、つい声に出してしまいました。

だめだねぇー!だめだよ!

雲玄くんも猛反対。

えんえん泣いているくまたくんを保護したデパートの優しいお姉さんや警備員さんの登場にもこころ鎮まらず 悲しい目でお話を見守りました。

このご本で、迷子にならないように気をつけようって思って欲しかったけれど…迷子になったらとっても悲しいって事は分かってくれたかしら?それ以上に

おかーちゃんは、ひとりで勝手に行っちゃダメ

の主張が強くなってしまったような…。間違ってはいないけれどね。

何度か読んでいると、警備員さんのお部屋に貼ってあった『おもちゃどろぼう』を発見しました。それからは、雲玄くん、くまたくんママへのダメ出しをしながら、おもちゃどろぼう探しに精をだしました。

じつは、イヌのおまわりさんらしきキャラクターもいたのですが、どろぼうに夢中すぎて雲玄くんは気がつかなかったようでした。

 

ぼくまいごになったんだ (くまたくんのえほん 4)

ぼくまいごになったんだ (くまたくんのえほん 4)

 

 

 

はしれ はしごしゃ

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はしれ はしごしゃ

ゴーゴーゴー

まちの 消防署から はしご車が出動します。はしご車が走っていくと、景色の中に 煙が上がっているのが見えます。

小山の稜線に合わせてページが切ってあり、となりの まちの どこかから 煙らしきものが上がっているのが見えるしかけになっています。

はしれ はしごしゃ

ゴーゴーゴー

けむりかな?

いくつも山を越えて どんどん どんどん 進んでいくはしご車。でも、どれも火事の煙ではありません。焼き芋の焚き火もありました。ここから雲玄くんの「やきいも つくってあげるー」ブームに火がつき、なかなか鎮火しませんでした。

さて、はしご車は走り、景色はだんだん 田舎になり、どこで 火事がおきているのかしら?と、いぶかしく思いはじめた おかーちゃん。

あ!しかさん あぶないよ!

もはや建物の影もなく、動物いっぱいの山を走るはしご車の前に 鹿まで 飛び出て来ます。

ようやく現場に到着すると、はしごを伸ばして高いところから降りられなくなった ねこちゃんを救助します。

あぁ、てっきり火事だと思っていたら、レスキューの方だったのね…。

どのページも描かれた景色が細かくて、こんなところにお魚くわえたネコが!など発見もあります。

しかし、おかーちゃんは「ゴーゴーゴー」の繰り返しに郷さんの顔がちらついて、「ゴーゴーゴー」もなんだか「ゴゥ!ゴゥ!ゴーゥ!」な感じになってきて、少々くたびれました。

 

はしれはしごしゃ

はしれはしごしゃ

 

 

 

ももんちゃん えーんえーん

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ももんちゃんだけが 困って泣いてしまう お話かしら?と思ったら、違いました。

ももんちゃんが おひるねを しているところに、まいごのひよこと ひつじが 次々にやってきます。ももんちゃんは 泣いている ひよこ と ひつじ に「いいこ いいこ」してあげるのですが、なかなか 泣きやみません。

ついに、ももんちゃんも困って泣き出してしまいます。

どうして ないちゃったの?

それはー…と説明してみたけれど、なにかピンときていない様子。ともかく最後まで読んでみようと読んでいると、ひよこのお父さんと ひつじのお母さんがお迎えに来ました。

あぁ、良かった…と思いながら読んでいると 今度は、

かなしいね。

どうして?

だって、ももんちゃんは おとうさんが こないよ。

ああ、ほんとだ。

ひよこ と ひつじ が 帰って、ももんちゃんは ホッとしたのか、ニコッとした顔で お昼寝を始めたのだけれど…確かに…ももんちゃんが 一番 大きな声で泣いていたのに、ももんちゃんの お父さんとお母さんだけ 来ませんでした。

読むたび、げせぬ (-᷅_-᷄๑) な顔でありました。